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コーヒー豆の保存と鮮度を守るコツ

こんにちは!更新担当の岡です。
いつも「Café Coeur à Coeur」のブログにお越しいただき、ありがとうございます!

前回は「抽出器具による味の違い」についてご紹介しました。器具によって全く異なる味わいになるのが、コーヒーの魅力の一つでしたね。 今回はさらに一歩踏み込んで、「コーヒー豆の保存と鮮度の選び方」について詳しくお話しいたします。


コーヒー豆の鮮度はなぜ重要なの?

コーヒー豆は、焙煎した瞬間から鮮度が落ちていきます。焙煎直後はガス(二酸化炭素)が豆の内部に消えていますが、時間とともに徐々に抜けていって、それが一瞬香りや味わいも薄れてしまいます。

特に豆を挽いた後は急速に酸化が進むため、豆の鮮度管理は美味しさを考えるために非常に重要です。新鮮なコーヒー豆ほど香りが高く、抽出した際のクレマ(泡)や口当たりも良くなります。


コーヒー豆の鮮度を守るための基本的な保存方法

コーヒー豆の鮮度を守るために重要なポイントを整理しておきましょう。

  • 密閉性の高い容器で保存する
    空気に触れると酸化が進むため、豆は必ず密閉性の高い容器で保存しましょう。ガラスや陶器、ステンレス製など、空気が入りにくい容器がベストです。

  • 光を気にする
    コーヒー豆は紫外線にも弱いため、透明な容器を使う場合は光が当たらない場所に保管するのが理想的です。

  • 常温よりも涼しい場所に置いておく
    熱もコーヒー豆の劣化を早める原因になります。 屋外日光が当たる場所や、熱がこもりやすい棚の上部などは避けて、冷暗所(15〜20℃前後)で保存しましょう。


冷蔵・冷凍保存はどうするべきですか?

冷蔵・冷凍保存についてはさまざまな意見がありますが、しばらく(1週間程度)で飲み切る場合は常温保管で問題ありません。ただ、とりあえず保存する
場合(2週間以上)は冷凍保存も効果的です。その際の注意点を以下にまとめました。

  • 冷蔵庫での保存
    冷蔵庫は水分や他の食品の匂いが一旦起こりやすいため、密閉容器に入れて冷蔵庫に保存し、とりあえずで飲み切りましょう。

  • 冷凍庫で
    冷凍保存する場合は、1回に使用する分量ごとに小分けしてラップやジップ付き袋に入れ、空気を抜いて密封してから冷凍庫へ入れると鮮度を一応保ってます。
    使う際は、常温に戻って凍ったまま挽いて抽出するのがポイント。


豆は挽きたてが一番美味しい

コーヒー豆の鮮度を考える最も効果的なのは、「飲む直前に豆を挽くことです。挽いた
瞬間から酸化が一気に進むため、可能なら豆のまま購入し、自宅でコーヒーミルを使って飲む直前に挽くようにしましょう。 挽いての豆から抽出したコーヒーは香りが高く、とにかく美味しいでしょうよ。


美味しさの目安は購入後2週間〜1ヶ月以内

豆の購入量についても注意が必要です。
一般的に、焙煎後1週間〜2週間が一番美味しい期間と言われますが、目を離して冷暗所で保存した場合でも、購入後1ヶ月以内を目安に飲み切るようにすると、常に鮮度の高いコーヒーを楽しむことができます。少しずつ購入し、こまめに新鮮な豆を仕入れるのも美味しさを感じるポイントですね。


まとめ:コーヒーの味を細かく鮮度管理を大切に!

コーヒー豆の鮮度管理を丁寧に行えば、でもカフェで味わうような香り高いコーヒーを手間をかけます。豆をそのまま購入し、直前に挽いて、密閉して冷暗所で保存する、長期の場合は冷凍保存など、今回のポイントをぜひ実践してみてください。

今回では、鮮度にこだわったコーヒー豆の販売や、美味しい淹れ方のアドバイスも行っておりますので、気になることがありましたらお気軽にスタッフにお声がけくださいね。


次回予告:自宅で簡単に楽しめるコーヒーアレンジレシピ

次回の第5回では、「自宅で簡単に楽しめるコーヒーアレンジレシピ」をご紹介します。いつものコーヒーがさらに楽しく、美味しくなるヒントをお届けしますので、ぜひお楽しみください。