ブログ

月別アーカイブ: 2014年11月

こはる農園さんの苺登場!

待ちに待っていた、苺入荷が始まりました。当店の苺は、草津のこはる農園さんで仕入れています。これが驚くほど、美味しいんです。

IMG_1987

ビニールハウスの中は清潔に保たれ、蜂の巣箱が置かれています。低農薬栽培で、かなりのこだわりを感じます。収穫時期に寄って、大きさや糖度も若干違うそうですが、是非、一度は食べていただきたいですね。苺の採れない7月から11月は、ショートケーキはお休みですので、ショートケーキも解禁!といったところです。クリスマスケーキは、もちろん、この苺を使ってつくります。

IMG_2994

当店では、苺のタルトが人気です。2月頃から春にかけては、苺パフェや苺シェイクなどもだす予定です。お楽しみに!

IMG_2267

シュトーレン

クリスマスが近づくと、フランスのブッシュドノエル、イタリアのパネトーネ、ドイツのシュトーレンなど、日本でも有名でよく見かけます。

ドイツのシュトーレンは、ドレスデン地方が発祥で、木の実が豊富に採れる地であったことから、木の実とスパイスをたっぷり入れているのが特徴です。クリスマスの1か月前に焼き、クリスマスを待ちながら、毎日少しずつスライスして食べるのが習慣でした。ですので、菓子パンでありながら日持ちが長く、日々熟成していきます。

当店のシュトーレンは、自家製天然酵母と国産小麦を使用し、ドライフルーツと木の実がぎっしりつまっているものの、軽い仕上がりになっています。

IMG_2721

お茶缶

前回お茶のお話をしましたが、仕入れ先がバラバラなので、パッケージを統一しようと思い作ったのが、お茶缶とお茶袋です。

IMG_2681

ホームページやショップカードにも使っている小人は、当店オリジナルのキャラクターで、「お茶の妖精」です。兄のデザインなのですが、これがなかなか評判良く、ギフトにもご利用いただいています。

絵が苦手な私が、「可愛いキャラクターが欲しいんだけど、描いてみてくれないかな…」と兄に相談したところ、要望を伝えるまでもなく、ずばりこのキャラクターを描いてくれました。イラストレーターでもないのですが、さすが兄です。通じるものが、あるのでしょう。

お茶缶とお茶袋が、販売スペースの雰囲気を作ってくれているので、とても重宝しています。

店内

 

 

 

緑茶・紅茶

喫茶では、抹茶以外にも、宇治玉露・静岡煎茶・釜炒り茶・国産紅茶・フルーツハーブティなど、幅広くご用意しています。

抹茶と玉露に関しては、ブレンドと熟成が重要で、熟練の茶師さんの仕上げは欠かせません。ですから、宇治茶は全てもりた園さんから仕入れています。

宇治茶以外の国産茶に関しては、いろいろな茶農家さんを巡り、直接お話をして、仕入れを決めています。

宮崎・五ヶ瀬周辺では、現在少なくなった ‘釜炒り茶’ が栽培されています。釜炒り茶とは、一般的な煎茶が蒸して製造されるところを炒って製造され、この工程により、特有の芳香があります。さらに、高地にあるため、香りの良い茶葉ができます。当店の仕入れ先・興梠さんの畑では、農薬はほとんど必要ないそうです。関西エリアから行くとなると、かなりハードな行程ではありますが、五ヶ瀬町の皆さんがとても温かい方々なので、幾度も訪ねました。

五ヶ瀬茶畑

静岡・川根は有数の茶産地で、質の良いお茶がつくられています。静岡出身ですので、ある程度土地勘があるつもりで、益井さんを訪ねて行ったのですが、ここまで山奥とは…あらためて、静岡の広さを感じました。こちらも高地なので、農薬の必要も無く、香りの良い茶葉ができます。さらに、その香りを引き出すために、現在の煎茶製造工程では見られない・萎凋(いちょう)をしているそうです。本来タブーと言われていますが、適正に行われた益井さんのお茶は、とても香り良く仕上がっています。

益井さんというと、ご本人が紅茶のイベントに出店することが多いため、国産紅茶ではちょっとした有名人のようです。実際に、益井さんの紅茶は、国産だからと侮れない仕上がりです。紅茶好きの方にも、試していただきたい逸品です。

県外の茶どころの話ばかりでしたが、滋賀も立派な茶産地。滋賀にも、朝宮という名産地がありますので、ラインナップに加えるべく、茶畑巡りに出掛けたいと思っています。